人の話を聞いたり、本を読んだり、映画を観たりしても、
- しばらくすると内容が思い出せない
- 自分の言葉で説明出来ない
この2点で頭を悩ませていました。
せっかく時間を使ってインプットしたのにまったく実用化できず、無能な自分が情けなくなること多く、どうせ忘れてしまうならとインプット自体にも億劫になっていました。いろんな経験を積んで着実に上昇していく周りの人を見て、勝手に引目を感じて傷つくような日々を送っています。
加えて、人になにかを伝えるということに強い苦手意識を持っていたので、これから前向きに生きていく上でも
無職30代としてしっかり生きていくために、知識を得て使うことが上手になりたいと思い、なにかないかとAmazonを散策していたところ、この本に出会いました。「アウトプット大全」というタイトルを見たときに、もともと人になにかを伝えることが苦手で、恥をかくのも怖いし、自分の意見を表に出すことを避けていたことの後ろめたさからか、この本の内容がやけに気になってしまい、読んでみることにしました。いざ読んでみるとアウトプットの大事さと、こんな自分でもできる方法が書いてあったので、さっそく自分の生活に取り入れようと決意し、方法の一つとして紹介されていたブログという形で記事にして発信してみました。
もくじ
アウトプットはなぜ大事か
アウトプットとは「話す」「書く」ことで、「聴く」「読む」「見る」などによってインプットされた情報を使用する行動のことです。人間は膨大な情報に晒される中で、より重要なものを記憶として定着させ、それ以外は忘れてしまうように出来ているとのこと。よくアウトプットに使用される情報はより重要なものとして位置付けられ、忘れにくくなり、長期間保存されて身についていくそうです。
アウトプットのやりかた
話す
言葉を口に出すという行動はアウトプットになります。個人的に、人に説明をしているうちに頭の中で情報が整理され、すっきりした経験をしたことがありますが、インプットされた情報を言葉にすると、その内容が意識的に捉えられ、前後との結びつきや位置付けがより明確なものになります。人に話すことができる貴重で重要な機会は逃さず、積極的に活用してみようと思います。
また、話したことに対する相手の反応はそのまま、自分がわかりやすく話ができていたか、きちんと順序立てて整理されていたか、フィードバックに役立てることができます。自己成長には「インプット」→「アウトプット」→「フィードバック」とそれぞれの工程を踏むことが必須なので、話した反応も含めて学びになることに注意することが重要です。
書く
書くこともアウトプットの一種で、書くことによって記憶に定着しやすくなります。手書きと入力どちらもアウトプットとして有効ではあるものの、手書きはアイデアを広げて整理するときに、入力は具体化して細かくするときにより効果を発揮するとのことで、いつもPCでの入力しかしてこなかった私も、ノートを広げてペンで書き込むことを、仕事や普段の生活の中に組み込むことにしました。
また、アイデア出しの方法として、見開きのノートに思い付くことをどんどん書いていくものや、カードにアイデアを書き、それを広げて並び替えたりしながら、組み方を検討する方法が紹介されていました。
そのほか重要なこととして2点、資料作成の際にはまず構成をきっちりと固めてから作業に着手することと、1日の初めにToDoリストを作ることをお勧めしており、どちらも頭を整理してやるべきことを明確にするという点で、ぜひ今後取り入れて生活したいと考えています。
アウトプットを継続するには
最も重要で難しいのは継続することなので、自分の習慣となる仕組みを作ってしまうのが効果的です。発信の場としてSNS、ブログを始めることが推奨されていたため、この「30代無職男性よしおの備忘録」を立ち上げ、Twitterも開設しました。他人の目に晒されることや、生活に影響を及ぼす可能性があることから推奨されており、ただ自分の中で完結させるよりもずっと継続が容易になることが予想されます。
私も取り急ぎサーバーを契約、テンプレートテーマを使ってブログを走り出すことができたので、今後様々な備忘録をアップしていきたいと思います。そこで大事にしたいのは本にも書いてあった、「100%を目指して作業するのではなく、一旦30%でいち早く完成させることを目指す」ということです。何事もスタートの時点で自分の中でのハードルを上げすぎず、ある程度形になってきてから完成度を高める工程に移行していったほうが、最終的に良いものができるということなので、このブログもレベルの低いものをどんどん公開して、順次ブラッシュアップしていきたいと思っています。
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